生大喜利について個人的な理想

んじょもとニコ生をやった以上、僕の立ち位置と考えをハッキリさせておきます。
何故今更こんな事を?
風呂で色々考えた結果スッキリしなかったから。
んじょもはしっかり声明を出していながら僕はそれに合わせていただけで、いまいち僕自身の考えを示せなかったから。

最近賑わってますね。
お金の事やら、特定の個人の事やら
僕は大会参加、観戦の相場については詳しくないのでこの件については一切ノータッチです。
ただ、こういったネットでも管理人イジりや、生での運営イジり自体はどんどんあった方がやっていた方(過去形)も見てる方も面白いです。
それも「お金」が絡むツッコミや、本気で儲けに行こうとしてる姿勢って笑えるし、確実にイジりポイントであるので持続して欲しいですね。
「お金」が絡んでる時の生の人間の顔は面白いです。本気です。必死です。色々見えます。大好きです。
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まず、生大喜利に関してですが、僕が向かって欲しくない方向に進化して行ってしまってる部分があります

「ネットで大した結果も出していないおまえごときが?どうでもいいよ」というツッコミに対して
生大喜利自体、最大の供給先であろうネット大喜利とは切っても切り離せないと考えたのと、ニコ生に出た以上立場をハッキリさせないのは卑怯だと考えたから



僕の初の生大喜利参加は、ポアロさんの「大喜利実力判定考査2010」にプリンくんから誘われて、でした。
決して積極的なものではありませんでした。
その分冷ややかな目線で見れていたのかもしれません。

これのルールはインターネットで2つボケを出し、採用されれば東京新宿の会場で予選に参加させてもらえるという物でした。
見事にツヴァイ、プリンくん両方採用され、大喜びしました。
特にツヴァイのボケは2つとも採用され、伊福部さんからダントツとの言葉を頂き、当時も今思い出しても嬉しいです。

ボケの内容とお題は覚えていませんが
言うと大喜利大喜利としたしっかり形をつくり、お題にも絡ませ、賢そうな、お利口さんなボケを短くまとめあげました
これは当然「寄せ」もありました。
生大喜利の大会を開いている方達が、あえて不特定多数に募集をかけたのはネット大喜利勢からも引っ張りたいのかな?と思い、当時のネット大喜利らしさを前面に出しました。

・大喜利としてしっかり形作られている
・お題に沿っているメジャー過ぎず、マイナーすぎない状況やアイテムを登場させ、そこを起点に
・考えられているであろう
・文章の勢や疾走感はあえて無視
・あの人だとわかる。ようなキャラ性の排除

所謂、文字で光るであろうネット大喜利らしさを出しました。
ボケを意識して出して見事にストライクを取り「寄せ」を成功させ、自分の寄せる力に驚きました。
(誤解されないように書きますと、「寄せ」は当然の技術で何処でも、ネットでも使います。)

じゃあ、このままネット大喜利じみた形、その場凌ぎの小賢しさだけで乗り切れるか?
自惚れはありませんでした。
当然、キャラは重視されるし、読み方や発声、勢い、実績ある方には特定のファンもつき、ネット大喜利風情が生大喜利の場で結果を出す。
アウェイ中のアウェイです。初めてで上手く行くはずがありませんよね。
経験がない、キャラも作られていない、実績がないのでファンもいない
できる事は頭をいつもより捻るのと、他者のボケにしっかり笑ったり頑張ってる感を観客に伝えず楽しんでる様子を伝え、多少大きい声でハッキリ低く発声をする事を心がけました。
(低く話した理由、自分の中で高い声=面白くない人という偏見があるため。特に僕は大阪出身なので、"前に乗り出し高い声で喋りまくるやかましいだけの面白くない大阪人像"をまず消したいから)

結果は惨敗。納得です。僕が観客でもそうしてます。
面白かったもん他の人。
心から笑ったボケもあったし。
ここまでは良かった。



しかし生大喜利に対する違和感がここから始まったのは事実です。
昔のプリツヴァラジオを聴いてくれた人はよくわかると思いますが、今でもあの時の気持ちです。
ボケに対する不自然な「あははははははは!!あはははは!」賑やかしとして大切なのはわかりますが、冷めます。キモいんです。無理してます。
笑いというのは自然と違和感の延長にあるはずなのに、無理に楽しんでいる様子やアピールは冷めます。それに対するツッコミがあって初めて笑いになるタイプです。
ラジオ上でも真似ていたボケる側の「ワ~プ鍋」のような(実際には言っていません)
所謂、大喜利玄人的な言い回しが、初めての我々にとって後々「なんなんあれw」と、大喜利のボケ以上に面白くなってしまってるんですね。大喜利玄人様の存在自体が。
大喜利そのものの内容よりも、大喜利の観客のモノマネや、控室で主催者の方に席譲ったはずのメカウロコさんの席をプリンくんが勝手に座りタバコ吸ってた話
生大喜利そのものを自虐を含め、茶化した方が面白いんですね。

この後に鴨川杯が始まり、オオギリダイバーや天下一の存在知るんですが
僕が期待していた自然体の延長である笑いを生む大喜利からは遠のいているんですよ。
良かったボケベスト3も良いですが、スベってたボケワースト3も良いと思うんですよね。むしろそっちのが笑えるかと。
んじょもがよく「舞台の大喜利」と言っていますが、あれは彼なりにその皮肉を込めての「舞台の」なのかな。舞台上って自然と対極ですからね。

じゃあ、自然ってなんやねんと言いますと
雑談の延長としての大喜利です。
大喜利を目的としていない、結果として大喜利になった大喜利です。

プリツヴァラジオ(聴いていない方すいません)での雑談から派生した、「好きでも嫌いでもない言葉」や「あ~んまで面白い言葉を言っていこう」のコーナーです。
あれはコーナーとしても形作っていませんでした、自然発生です。あの雰囲気、笑い、楽しむ姿勢が自分の中で至高としてまだあります。

ラジオの構成は主に、僕がゲラなので笑う側になるんですが作り笑い一切なし。
当然、僕も一緒にボケるし、プリンくんもよく笑いボケる
リスナーはとにかく「こいつら笑わせたんねん」で向かってくる
その自然体、予定とされているわけでもないから力みもない適当さ、強めの反応(僕がゲラ)
これが自然に生まれるのが至高の大喜利だと思います。

この自然な笑いというのを、大喜利大会や喜利の箱で人工的に生み出すのは可能なのでしょうか?
舞台である以上不可能なのでしょうか?大喜利する場で行う大喜利な以上、不可能なのでしょうか?
人工的に作る以上、上記のような完全な自然体というのは無理です。でもそれに近づける事はできるはず。

僕がネット大喜利を好きなのは無機質性にあります、誰がボケたかわからない、キャラ性もない、読み上げも自分のペースで、自分なりに解釈できるからです。
その無機質なボケに反応(笑い)が返ってくるのが、大喜利ラジオとしての正しい形です。
それを聴いて、よっしゃこいつ笑わせたろ!と思うのが正しいリスナーです。
大喜利やってる人は笑いとりたいですよね?
だから僕が大喜利ラジオをしていた時はわざと読み上げずに、1位か票入れたのだけ読むか笑っていたんです。それが答えだから。それが自然だから。至高の場に近づけたいから。
名前は挙げませんが、僕自身ラジオを聴く側としても、よく笑う人、その笑いが自然である人のものは楽しく聴けますし、聴くようにしています。

ちなみに僕はプロのラジオは一切聴きません、興味もありません。
何故なら一度でも聴いてしまうと自分がラジオをする側になるとプロの模倣をしてしまうから。
模倣は自然から遠のくから。
技術力の低い素人が行うプロの模倣は薄ら寒いから。(実際にプロとしての技量を身に付ければ別)
そして大喜利のラジオにプロの技術は求められていなく、一緒に楽しむことが求められているから不自然さは邪魔になるだけです。



では、自然さを人工的に発生させる方法について
・無理な誘い笑いはしない、やったとしても「あははははは!」のようなあからさまなものでなく、誘い笑いが自然な人のみ
・審査員がyes/noのみでなく、ボケに対し自由にツッコミを入れたりできる雰囲気、適当な間
(ツッコミの強要は自然ではないのでNG、思ったことがポロッと出てしまったような形が理想)
・上記を行うための間。動画や実際に観客として見ていると、急ぎ足すぎる動画がいくつかあります。
あれではスベり笑いも生まれないので、キャラを活かしきれていない人もいるように感じます。

今パッと出たのでこれだけあります。動画を観ながら考え込めばまだまだ出てくるはずです。
ただ僕自身、自然体から遠のいてるなぁと思っているのが強くあったので文章にしました。
舞台に、舞台と対極にある自然を望んでるのがいかに難しい事なのかもわかっています。

生大喜利で意識する事なく心から自然に普通に声出して笑う事ってありますか?僕は前回の鴨川杯ではありませんでした。
ただこの人は面白いと思っている、ファンになっている方は少ないですがいます。
崩壊生では、実りの秋さんのボケと、松澤さんのボケの2つだけ笑うことができました。
崩壊生は俺ロックさんの読み方が、喋りも面白い人の読み方だったのも良かったです。楽しめる事ができました。

あと大喜利が一般化して欲しいか?このまま内輪でいいか?
一般化して欲しいです。
一般化して、上記に書いたような自然な笑いの場になるのが理想です。

ぼくはあの頃の「ワ~プ鍋」で茶化していた頃の生大喜利感から一切の変化はないです。

以上

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by zwei-zwei | 2014-03-19 05:25 | 大喜利


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